🔑 鍵屋で「車のスマートキー」を作る方法
- M.ASADA
- 3 日前
- 読了時間: 3分
作業の流れを分かりやすく解説
「スマートキーを失くしてしまった…」
「スペアキーを作っておきたい」
そんな時に便利なのが、鍵屋でのスマートキー作製サービスです。
ここでは、実際に鍵屋がどのような手順でスマートキーを作るのかを、分かりやすく解説します。
1. まずは車の情報を確認します
スマートキー作成は、車の情報によって方法が大きく変わるため、最初の確認がとても重要です。
車種
年式
型式
スマートキーの種類
予備キー作成か、紛失対応か
といった基本情報から、メーカーごとのセキュリティ仕様まで確認します。
2. 車両と診断機を接続し、システムをチェック
鍵屋の作業車に搭載されている専用コンピュータ(診断機)を車に接続し、以下を読み取ります。
イモビライザーの状態
登録されている鍵の本数
盗難防止システムの種類
スマートキー作製では、この情報が正確に取れるかどうかが成功の鍵になります。
3. 車に対応するスマートキーを準備
次に、車種・年式に対応したスマートキー本体を用意します。
メーカー純正スマートキー
互換スマートキー(対応車種の場合)
中古のスマートキーは、車に登録できるよう 初期化(リセット) が必要な場合があります。最近は中古が使えない車両も増えてきています。
4. スマートキーを車に登録(プログラミング)
診断機を使って、車に新しいスマートキーを認識させます。
登録の流れは概ね次の通りです。
診断機で「スマートキー登録モード」を起動
新しいスマートキーを車内にセット
車両側のコンピュータへ登録信号を送信
ハザード点滅などで登録完了を確認
車種によっては「PINコード」などのセキュリティ情報が必要になる場合もあります。
車の暗証番号みたいなものです。
5. メカニカルキー(非常用鍵)も作成
スマートキーには、電池切れや故障時にドアを開錠するための メカニカルキー(エマージェンシーキー) が内蔵されています。
この鍵を専用のキーマシンでカットし、元の鍵と同じ形に仕上げます。
6. 各機能を細かく動作チェックして完了
最後に以下の動作を確認します。
ドアの施錠・解錠(スマート機能)
プッシュスタートでのエンジン始動
リモコンボタンの動作
メカニカルキーでのドア開閉
アラームの動作
問題がなければ、スマートキー作成は完了です。
🔍 まとめ:スマートキー作成は専門知識が必要な作業
鍵屋でのスマートキー作成は、
車情報の確認
診断機でのシステムチェック
スマートキー本体の準備
ペアリング登録
メカニカルキー作成
最終チェック
という専門的な工程を経て行われます。
スペアキー作成はもちろん、
鍵の全紛失にも対応できる場合が多いので、困った時はお気軽にご相談ください。










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